まず、kusanagi provision 実行直後のDocumentRootをtar ball で固めるなどして下さい。
その後、wp1、wp2 のディレクトリをkusanagiユーザ権限で作成し、上記tar ballを展開します。
/home/kusanagi/kusanagi_html/wp1 のようにすると、NGINX/Apacheの設定でDocumentRootを
変更する必要があります。
# cd /home/kusanagi/kusanagi_html/DocumentRoot
# tar zcf ../kusanagi.tar.gz .
# cd ..
# mv DocumentRoot wp1
# mkdir -m 0777 -p DocumentRoot DocumentRoot/wp2
# chown -R kusanagi:kusanagi DocumentRoot
# mv wp1 DocumentRoot/
# tar xf kusanagi.tar.gz -C DocumentRoot/wp2
上記の手順では、DocumentRoot 以下に wp1 と wp2 ディレクトリを作成しています。
プロファイル以下に直接作成してもいいですが、DocumentRootを変更する必要がありますし、
logディレクトリが同じディレクトリにあるので外部からアクセス可能になってしまうので
おすすめしません。
この手順では、DBを一つしか作成していないので、別途DBを作成するか、WordPressの設定で
テーブルのプレフィクスを変更する必要があります。
また、NGINXの設定を変更しないと、wp-admin のアクセス制限がデフォルトと異なることになるので
適宜修正が必要になります。